治療方針
当院では、肩こり・腰痛・冷え性・頭痛・生理痛・
更年期障害・めまい・貧血・花粉症・アトピーなど、
原因がはっきりしないグレーゾーンの不調に
お悩みの方を対象に治療を行っています。
初診では丁寧にカウンセリングを行い、
鍼灸・整体・マッサージを組み合わせて、
自然治癒力を引き出していきます。
症状を多角的にとらえ、必要に応じて医学・生理学・
栄養学的なアドバイスも行っています。
約一時間の専任治療で、
心身が緩み、回復へと向かう土台を整えます。

自律神経が乱れる
3つの要因

01
ストレスと自律神経の関係
ストレス社会では、交感神経ばかり働いてしまう
ストレスを感じると、体は“戦闘モード”の交感神経を優位にします。
それが続くと、リラックスを司る副交感神経が働かず、緊張や疲れが抜けなくなります。
肩こり・胃腸不良・浅い呼吸などはそのサインかもしれません。
02
ホルモンと自律神経の関係
ホルモンバランスも、自律神経がカギ
特に女性は、生理や更年期などホルモンの変化による不調が多くなりがちです。
実はそのホルモン分泌も、自律神経の働きに支えられています。
体調の波が激しくなるときは、自律神経の乱れが根本にあるかもしれません。


03
自律神経と“無意識の体の働き”の関係
呼吸・消化・体温も、すべてつながっている神経は、私たちが意識せずに行っている「からだの自動運転」を担っています。
睡眠の質、胃腸の動き、体温調節、呼吸の深さ…。
これらが乱れることで、“なんとなく不調”が形を変えて現れてくるのです。
“未病”
=
グレーゾーンに
アプローチする理由

こじれる前の
“グレーゾーン”にこそ、
治療のチャンスがあります
「未病」とは、健康と病気のあいだにある、まだ診断名のつかないグレーゾーンの状態のこと。
肩こりや疲れやすさ、眠りの浅さ、冷え、慢性的なだるさ……放っておくと病気へとつながるサインかもしれません。
ストレスなどにさらされ続けると、体がもつ「恒常性(=内側を一定に保つ力)」が弱まり、臓器や細胞の機能が低下。
それが“こじれた状態=病”です。
気流堂では、体がまだ可逆性(戻る力)をもっているこのグレーゾーンのうちに、自然治癒力を引き出し、不調の根本改善をめざします。
年齢や変化と共に生きるための、やさしい治療
気流堂では、「未病=予防」という考え方に加え、
年齢や体調の変化にやさしく順応していく力を整える、
“適応”という視点も大切にしています。
これは、体を“元に戻す”のではなく、
避けがたい変化を受け止めながら、できるだけ穏やかに、無理なく暮らせる状態を目指すものです。
特に高齢の方や長年の不調を抱える方にとって、
「元気だった頃に戻る」ことよりも、
“いまの自分”に無理なくフィットする心身のバランスが大切です。
そのために、
自律神経の働きを整え、免疫力を保ち、
東洋医学が伝えてきた知恵を日々の暮らしに活かしていく——
それが、気流堂がめざすもうひとつの治療のかたちです。


気流堂の治療がめざすもの

自然治癒力とレジリエンスを高め、
“整う体”へ
本来、私たちの体には不調を修復する力が備わっています。
その力を高めることで、ストレスに負けにくい、
しなやかに回復する体=「レジリエンスのある体」を目指します。
鍼灸・整体・マッサージを組み合わせたオーダーメイドの施術を通じて、心身をゆるめ、自然治癒力を引き出す治療を行っています。
今ある体を整えることが、これから先をもっと楽にする。
気流堂は、そんな“いま”と“これから”のための治療院です。