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草取り考

山口に来て、庭のある築50年の家に住み始めて、草取りというものを始めて体験しました。
最初は、前の住民の方が住まなくなって、草ぼうぼうの庭を、初夏のまだ暑くなく、蚊も出てこない時期に、
3日かかって草取りをしました。
ゴミ袋大サイズ(45ℓ)4袋にもなりました。
これで、やれやれと思っていたら、梅雨明けて、夏本番になったら、再び草が生え始め、このままでは、林状態になってしまうと、
今朝、早朝、まだ気温が上がらないうちに草取りをしました。
除草剤を撒いてもいいのですが、そうすると、他の植えている植物が枯れてしまうかも?と思って、せっせと草をぬきました。
暑い中、蚊防止に完全装備しているので、蒸れて脱水状態になりそうになりながらも、
意外と、草取りは嫌いじゃないなと。
その行為に意味があるなしで言えば、草取りは、たぶん意味なしの極みになるかもしれませんが、
根っこからうまく引き抜けた時の、すっきり感。
取った後の露出した地面を見ての達成感。
そして、なにより、意味あるものから解放されて、ひたすら、草を引っこ抜くという単純作業は、
大袈裟に無我の境地になれて、
禅修行で、庭掃除というのがあるのが、理解できるような気がします。