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ぬくもりの心理作用

 寒くなってくると、身体を温める効果ーぬくもりの快感を味わう機会が多くなります。
 人間は恒温動物なので、一定の体温を保たれなければ生きていけないようになっているので、
 ぬくもりの感覚が、快感として遺伝的にインプットされています。
 夏、あれほど暑さが不快一方、温かさは心地よいのは不思議です。
 特に、空気全体が温まることによるよりも、衣服や防寒具や寝具などによって、自分の体温を保温することーぬくもりーの感覚のほうが、快が強いように思えます。
 きっと、それは、母親の胎内にいた時、温かい母親の羊水に包まれていた、安心感がもたらすものと同じ作用を及ぼすからではないかと思います。