一年を振り返る時期

　今日から師走。
　今年は、私にとって環境が激変しました。
　４０年間暮らした東京から、故郷の山口へ、しかし、山口市は故郷といっても始めて暮らす土地。
　１０年日記をつけているのですが、去年の今頃は、４か月後に山口にＵターンするとは、思ってもみなかったことがわかります。
　母の介護の事もあり、東京にこのまま住み続け、母を引き取るか、それとも実家にＵターンするか、
　東京で営んでいた鍼灸院を閉じて、実家のある萩の山間部で再開業するのは、困難に思えて、どうしようかなあと、ずーと思案し続けていたのですが、現実化する決心がつかないでいました。
　それが、年末年始の休暇の時に、ふと、山口市に住む友人から、「山口の不動産はお手頃だよ。」と情報が入り、
　「そうか、山口市ならば、母の介護に毎週実家に通い、これまでどおり鍼灸院を営んでいけるかも。」と、可能性が開け、
　それからは、友人に中古物件の情報を送ってもらい、検討し、正月明けには、山口市の不動産数件と連絡を取り、物件の下見のために、正月明けに山口市に行くことになりました。
　今住んでいる家は、築５０年の中古住宅ですが、人目みて気に入り、お値段も東京では信じられないくらい安くて、即購入することに決定し、それからは、引っ越し手続き、閉院のお知らせ、手続きと、怒涛の３か月。
　４月中旬には、山口市にやってきていました。
　友人の支援もあって、４月中には落ち着き、６月に、治療院を再開したという次第です。
　それから半年余り、母の介護で毎週実家に帰省しながら、治療院を営みの生活で、今年の終わりに差し掛かっています。
　もともと周囲も驚くぐらい、大胆な決心をするタイプなのですが（そういえば、東京に住むのも、バブル期とはいえ、福岡の大学卒業して就職は決まっていなかった）、たぶん、人生最後の大きな決断になると思いますが、今のところ、その結果に、大満足です。
　これからも、自分のこの決断が、良いものになるように、努めていきたいと思います。