9月に入っても、残暑が続いていますが、今年の夏は、本当に暑い夏でした。
また、この夏の暑さは、今までの暑さとはフェーズが違う、別の段階になってしまったと感じます。
この気候変動の要因は、人為的な環境破壊によるものか、はたまた地球を含む太陽系の(黒点周期)変動によるものか、確かなことはわかりませんが、CO2削減などの気候変動対策が試みられていますが、果たして、それに効果があるのか?あったとしても、人類滅亡の可能性をなくすことはできるのか?正直なところ、私は懐疑的です。
現在の環境になったことは、様々な要因があると思いますが、もし人為的な原因であるとすれば、人間が発達した脳を持つがゆえに生まれてくる、「豊かさ」への希求が、人間の生活を地球環境の許容を超える負荷を与えるようになってしまったからだと、私は思います。
そして、現在の私たちがいる状況は、個人レベルでどうこうできるものではなく、「運」だと。「運」であるならば、私たち個人はどうすることもできませんが、私たちは、この状況に適応することはできる。そのようにして、これまでも人類は、置かれた環境に適応したものが、進化し、生き残ってきたと思うのです。
だから、フェーズが違うレベルになった環境を、元に戻そうとか、変えようとするのではなく、「適応」していくことが、私たちがサバイバルするやり方だと思います。
身体レベルでは、人為的なテクノロジーを用いて、外界の環境を人間に適したものにすること(エアコン使用)に加えて、私たちの身体に長い進化の過程で獲得してきた恒常性を維持する仕組み=自律神経の働きを活性化することによって、この変動する環境に適応していくべきではないかと。
鍼灸治療は、自律神経のバランスを整えることを、最終目的とします。
温故知新。古来から伝わる伝統医療の鍼灸治療が、気候変動の適応という新たな意味を見出したと思います。