梅雨の中休みから、再び梅雨空が戻ってきて、ここ山口市では今朝から雨が降っています。
天気図で梅雨前線を見ると、本当に、日本列島の上で、オホーツク高気圧と太平洋高気圧がぶつかり合い、それが梅雨前線になり、一進一退の綱引きのように、その時々の高気圧の強さの差によって、上下に移動しています。
今朝の山口市は、前線下にあるのでしょう。
昨日は夏至ですが、曇っていて日照時間は短く、今日も日ざしは望めそうにありません。
6年前ちょうどこの時期、認知症になりかかりの母を連れて、南北海道に旅行したのですが、
もともと梅雨のない北海道ですが、その年は(も)6月から猛暑で、30℃以上ありました。
けれども、湿度がないので、日陰はすずしく、空っとしていて、気持ちが良かったです。
22年前、パリを、ちょうどこの時期に旅行した時も、
「ヨーロッパって、こんなに暑いの?」と驚くぐらいの暑さで、連日35℃を超えていて、
しかし、当時、パリでは、エアコンはそれほど普及していなくて、デパートや飲食店がめちゃくちゃ暑かったのを覚えています。
その年は、フランスだけで、猛暑のため3000人以上の死者がでたそうですが、
高齢者の住む住宅にエアコンがないことが原因とされました。
しかし、湿度がないので、蒸し暑い日本の夏に慣れている者としては、わりと平気でした。
暑さに強い私にとって、やはり、湿度が快不快の基準になるのだなあと、梅雨空の下考えました。