急に気温が下がると、神経痛症状が悪化することがあります。
特に、腰、臀部、太腿後ろ側を通っている太い神経である坐骨神経痛が痛んだり、しびれたりすることがあります。
また、脊柱管狭窄症と呼ばれる、足の痺れや、歩行困難症状が生じることもあります。
脊柱管狭窄症は、背骨の中を通っている神経の束が、加齢や障害などによって、背骨に小さな骨折が生じたり、周囲の筋肉や腱が固くなって、神経を圧迫することによって生じます。
寒くなると、筋肉が固まり、その下を通っている神経が圧迫されて、炎症が生じ、それに刺激され発痛物質が分泌され、それが痛みや痺れを生じやすくなります。
鍼灸や、整体が、これらの症状に効果があるのは、神経痛症状の時に、体表に現れる痛点=ツボに、鍼灸、指圧、マッサージなどの刺激を与えることで、求心的に作用し、自律神経の作用によって血管が広がり、それによって血行が良くなり、発痛物質が押し流されたり、筋肉が緩むこおとで神経の圧迫が解消されたりするからです。
このような症状でお悩みの方は、是非、鍼灸治療をお試しください。
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