西洋医学では、冷え症という病名はないのですが、東洋医学では、「冷え」という概念があり、治すべき体調の状態と捉えています。
_ 東洋医学の根底となる、陰陽の動的平衡が健康という身体観から、冷えというのは、身体の熱のバランスが冷たい方へ傾いたバランスの乱れた状態と捉えます。
よって、治療は、冷えた状態そのものにアプローチするのではなく、熱を高めて、平衡状態になるようにします。
経絡では、熱を産生する臓器である、心や肺のツボを刺激したり、水の調節である、腎のツボを刺激します。
また、身体を温める漢方、所作(体操のようなもの)を、取り入れます。
大切なのは、冷えというのは、身体全体のバランスが乱れている状態の現れであるということで、生活習慣、栄養状態、心理状態などを含めたホリスティックな観点から、捉えることです。