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病気は細胞が悪くなること。

 細胞生物学者の吉森保氏の著作に、人間の体は34個の細胞で出来ていて、病気は、その細胞の状態が悪化することによって引き起こされると書いていました。
 一つ一つの細胞を、人間社会に例えていて、工場、官庁、店、等々の施設に対応する物質(核、ミトコンドリア等)、それらを動かす人間(タンパク質)が、階層的に構成され、それらの流れがスムーズに営まれていることが、健康な状態で、病気とは、施設が壊れてしまったり、働く人間の具合が悪くなったり、流れが滞ると、社会の営みがうまくいかなくなるように、細胞もうまく機能しなくなり、それらの細胞の繋がりが滞ったり、なくなったりすることが、病気の状態だそうです。
 私たちは漠然と身体の調子が悪いことを病気として捉えていますが、身体の調子が悪い=身体の恒常性が維持できなくなっている=身体を構成している細胞の営みの不具合と考えると、病気を物理現象として、客観的に捉える視点を持つことができます。
 そして、物理的な現象であるながば、それは、サイエンスであり、医療はサイエンスであるという意味を改めて認識しました。